産業機器販売 福井電機株式会社の ロゴマーク変更を核としたブランディング

「みんなの思いをこめたロゴマークなので、帰属意識も高まり、社員のやる気にもつながっています。」

千葉県内唯一の日立特約店として、日立グループ各社の製品販売及び保守、関連設備の設計、施工を行う福井電機株式会社より、新たなロゴマークを作りたいというご相談をいただきました。ただ、ロゴマークというものは、いわば「会社の顔」であり、企業の意思を示す旗印にもなるもの。単にデザイン変更するのではなく「しっかりと思いをこめたものにすることで、より価値のあるものに」とのお話をさせていただき、ロゴ変更を核としてブランディングの取組をすすめることになりました。

社長様はじめ、幹部様、一般社員の方々、また社外の取引会社様、協力会社様にもヒアリング。そこで見えてきたのは、福井電機は、単なる機器の販売や設置にとどまらず、その先の施設の安全性、お客様の快適な環境、豊かな暮らしの創造といったことを視野に入れて取り組み、その実現のために技術を磨き、安心、安全を担う使命感を持って働いていらっしゃるということでした。そして決まったタグラインが「つなぐ快適、動く未来」。その言葉を核として作り出したロゴマークは、「F」をモチーフに、社会基盤をベースとした設備や建物を両手で支える姿を表現しつつ、キラリと光る技術と誇り、さらには未来への希望を示したものに決まりました。決定までには社員投票を実施するなど、皆さんの総意の表れともいえます。

導入後には、「ロゴを変えることが、社員のやる気という副産物を生み出してくれました」、「みんなで考えたマークになったことで自分たちの会社としてやっていくんだという誇りを持てました」「女性がジャンパーをはおるようになりました」「名刺を出す時からロゴを意識するように」と、ロゴ変更という枠を超えて、さまざまな価値を感じていただけているようです。

福井電機Webサイト
https://fukuidenki.co.jp/